7匹の猫の下僕、ジジイ(@Nananeko_jijii) です。
猫って一日中愛でることが出来る程かわいい♡
朝から晩まで『我が家の癒し』として大活躍しています。
私と妻ちゃんとのコミュニケーションのきっかけにもなってくれてる。
ブログやSNSで発信するきっかけを与えてくれたのも『ねこ』
7匹の猫のおかげで充実した楽しい日を送っています!
終わり!!!!(ハッピーエンド♡)
・・・
・・・
という平和なハナシではありません。猫飼いのタブーに切り込んでいきます。
でもね、猫ってお金かかるよね!
炎上覚悟で言ってやりますよ!
猫って『かわいい』の『陽』の部分が際立ち過ぎてるよね。
もちろん『陰』の部分もあります。
それは、『お金(飼育費)』
可愛さ余ってお金の問題から目を背けていた方、多いのではないでしょうか?
- アイドルグループの推しメンに生活費以上にCD・グッズを買う
- すぐに大きくなる赤ちゃんにブランド服を大量に買う
- ジジイに貢ぐ
このような行為とやってるコトは一緒なのです。
7匹のねこを飼っている我が家の『ねこ家計簿』を作成し、月いくらの飼育費がかかっているのかをご紹介!
この記事はこのような人の役に立ちます。
- これから猫を飼ってみたい人
- 既に猫を飼っていて生活費がカツカツな人
- 猫の多頭飼いの費用がどのくらいか知りたい人
支出を見える化することで、ヒトの生活費の節約思考にも繋がる。
と何処かの金持ち賢者が言ってたしね!振り返っていきます!
目次
猫にかかるお金について(項目別に説明)
結論から申します。
ズバリ月々約3.1万円が『猫費』としてかかっていました。
試算しながら、顔を歪めていくジジイ財務大臣。正直高い&辛い。
どうして『猫費』はこんなにも膨らんでしまったのか?何にお金がかかっているのか?
エサ代
人間でいう食費。
猫の健康をつかさどる唯一無二の重要経費。
事前にお伝えしますが、『猫エサについての考え方』には各飼い主それぞれ。
このエサが良い!とかこのエサが悪い!を意見する気はありません。
猫の健康を気遣って、無理して高級エサを購入し、生活が苦しくなる。
そして、猫を手放すのは本末転倒。
あらかじめ決めた予算の範囲内でエサを選びましょう!
種類・値段について
猫エサの種類としては、以下の3つに分類されます。
- ドライタイプ→普段の食事はコレ!
- ウェットタイプ→ごほうび飯。缶詰やパウチで販売
- おやつタイプ→普段の食事の間食として
値段は安〜激高までピンキリとなっていますね。違いは何ぞ?と思い、調べました。
- 動物性タンパク質が豊富
- グレインフリー(穀物不使用)
なるほど。『ひき肉100%ハンバーグ』が『つなぎのあるハンバーグ』より高いように、肉肉しいエサであるほど高価ということか。
無添加や添加物がより少ないコトも違いのひとつかもしれませんね。
我が家のエサ代は?
ズバリ、月々15,000円です。
え?盛ってね?と思われた猫飼いの皆様、説明しますね!
我が家の猫の普段のエサはドライフード。2種類に分け与えています。
- 下部尿路疾患もち3匹→ロイヤルカナン
- 下部尿路疾患なし4匹→ねこ元気
『下部尿路』が怪しい3匹は、過去に膀胱炎や結石が発症したことがあります。
そこで結石が出来にくい療法食、『ロイヤルカナンPhコントロール1フィッシュテイスト』を食べています。
4キロでなんと約6,000円。ネットで買うと動物病院で買うより1,000円安い♡
と狼狽してしまいそうですが、猫の健康が保てるのであれば安いモノです。
1ヶ月で1袋半は消費するので、ロイヤルカナンだけで約9,000円はかかってます。
対して、その他5匹の食事は『ねこ元気』下部尿路健康維持用を与えてます。
こちらは1.6kgあたり約700円くらいと通常程度のエサ。
『ねこ元気』を1ヶ月に4袋は消費するので、約2,800円としましょう。
本当は5匹にも中〜高価格帯の『ヒルズサイエンスダイエット』とか『カナガン』などを食べさせてあげたいんだけど、我慢してもらってます。
ヒルズダイエット
カナガン
そこで、満足感を補填するために週1回のウェットフード!まさに『猫まっしぐら』に。
もちろん安定の『カルカン 』
ドライフードの上にかけるの前提で、『2匹で1パウチ』という貧乏大家族番組の食事シーンのようなことやってます。
1パウチあたり60円。7匹全員に週1回与えるので、週4パウチ。
ウェットフードは1ヶ月で約1,000円といったところでしょうか。
最後に『おやつ』
猫達の生きがい。
完全週休2日制のジジイとハッピーな時間を共に過ごしてもらうため、毎週日曜日に1匹1本与えてます。
召し上がるのは猫人気No.1おやつ、可愛いCMでお馴染み『ちゅーる』
どうやったらCMのように愛らしく食べてくれるのか?となるくらい野生的に貪ります。
猫群がグイグイ寄ってくる姿が可愛すぎて、調子良い時は小袋に入った味の濃いカリカリあげちゃう♡『モンプチ』ってやつですね。
ちゅーるは週7本消費で考えると、月に大袋2個分を消費している計算に。
モンプチはおまけで1袋程度。
つまり、おやつ代として1ヶ月に2,100円かかっています。
トイレ・猫砂代
にゃんずが快適なおうち時間を過ごしてもらえるようにトイレ環境を整えるのもマスト。
どこかの猫ブログを参考に頭数+1=トイレの数を設置してます。つまり8基。
掃除すると、中学生の連れションの如く一斉にトイレするのも我が家の風物詩となりました。
種類・値段について
この2種類に分類できるかなと。
- 猫砂タイプ
- デオトイレタイプ
2つの違いは『オシッコ』をどう吸わせるか。
猫砂タイプはモチロン『猫砂』に。対してデオトイレタイプは『ペットシーツ』に。
どちらも使ったことありますが、お互いに勝るところ・劣るところはあります。
我が家の猫砂代は?
ウチは『猫砂タイプ』でやっています。理由は以下の2点。
- 取り替えるモノの少なさ
- 片付けがラク
『デオトイレタイプ』は『大粒の砂』と『ペットシーツ』を交換の管理をしなければならないのに対し、『猫砂タイプ』は『猫砂』のみ。
『デオトイレタイプ』も試してみたことがあるのですが、シーツの取り替えを2日忘れトレーからおしっこが漏れ出ていたのがトラウマとなり、以降使ってません。
現在使っている猫砂が11Lの紙製。理由は『コスパの良さ』
11L入って699円とお財布に優しい。近所のドラックストアで購入してます。
こちらを1ヶ月で10袋は使うので、月あたり約7,000円。
猫おもちゃ代
「運動不足にならないようオモチャを用意する必要があります。」と合理的な言い訳を元に沢山買ってます。
猫と遊ぶ姿って、愛らしさが爆発するんじゃねぇかとなる程、感情が揺さぶられるますよね。
種類・値段について
猫オモチャは代表的な種類はこんな感じ!
- 猫じゃらしタイプ
- 釣竿タイプ
- ぬいぐるみタイプ
- トンネルタイプ
- ボールタイプ
最近では自動で猫じゃらしが動いたりする未来的なオモチャも。
値段も100円均一から数万円のオモチャまでと幅広めです。
我が家のオモチャ代は?
現在我が家にあるオモチャの一覧は以下の通り。
- 猫じゃらし(100均)
- カシャカシャぶんぶん(釣竿タイプ)
- キャットトンネル
- キャッチミーイフユーキャン
- レーザーポインター
- etc・・・
毎月買うモノではないので、試算が難しいところですが、減耗による買い替えのペースを12ヶ月と設定します。
現在あるオモチャの総額➗12ヶ月
総額約9,600円。月あたり約800円となります。
雑な計算方法でもあるし、色々貢いでる方だと思うので参考程度に。
手作りでオモチャを作るとか工夫次第で節約可能な項目ですね!
爪とぎ代
画像
爪とぎを買ってあげないと家中の壁がぼろっぼろ。
その事実に気づくのが遅く、我が家の壁には猫爪タトゥーが点在してます。
種類・値段について
代表的なのはこの3種類。
- 床置きタイプ
- タワータイプ
- ボウルタイプ
1番ポピュラーなのは床置きのタイプでしょうか。素材もダンボール・麻・カーペットなど豊富。
まぁ爪とぎなんて消耗品なので、どの種類を選んでも感がありますよね。
猫達が研いでくれるかを試行錯誤しながら選んでいくのがベター。
『どれを選んでも同じ』って伝えたけど、値段の違いは何やねん?と気になる方いるでしょう。自分も高価な爪とぎを買って気づきました。
素材の強度です。研いでも研いでもヘタレない!
我が家の爪とぎ代は?
100円均一の爪とぎを使ってた時期もあったけど、7匹で群がって研がれると1日でボロボロに・・・
色々試した結果、いま我が家にある爪とぎは2つ。
- ガリガリボウル(ボウルタイプ)
- カリカリーナ(高級爪とぎソファー)
2つの共通点はズバリ『研ぎカスで散らばらない』&『多機能』
ガリガリボウルは、猫達の寝床にもなってくれるし、インスタねこ民大好き『アンモニャイト』が撮影できます。
価格は1つ1,000円〜1,500円程度。カインズホームで購入してます。
カリカリーナは『ニャン工学』に基づいて設計された(⁉︎)曲線美なデザインの猫ソファーです。
『にゃんこ家具』と謳っているだけあって、ダンボールの強度もかなり強く、7匹の爪をもってしても研ぎカスが出てきません。
ただし8,000円からと値段も一級品。相応の価値があるかは、是非お試しくださいませ!
オモチャ同様、毎月買うモノではないので、1年間に買う爪とぎを算出してみると以下の通り。
- ガリガリボウル7匹×1基 約10,000円
- カリカリーナ×1基 約8,000円
年間で約18,000円。月あたり約1,500円となります。
住居代
お猫様が快適に過ごしてもらえるよう、住み心地の良い環境作りが必須です。
カラーボックス・空きダンボールなど、各々勝手に住処を発掘してますが、圧倒的に巣窟となっている場所、『キャットタワー』
高台・ハンモック・爪とぎ・ほら穴があり、四六時中くつろいでいる猫達の憩いの場ですね。
種類・値段について
ペットショップで見かける一般的な形状のタワーもあれば、ヒトの家具に調和するスタイリッシュモダンなキャットタワーもあります。
狭いスペースでも置けるモノ・多頭飼い対応の大サイズでも値段が違いますし、木製のキャットタワーがあったりと、素材で値段が跳ね上がったりします。
我が家の住居代は?
我が家のは2台のキャットタワー が鎮座。
キャットタワーに求める条件は2つ。
- 『麻紐爪とぎ』が多数配置されている
- ハンモック(寝床)があること
こんな感じ!
これ以上壁が朽ちるのを防ぐため、支柱が爪とぎ構造になっている事が前提。あとハンモックで寝るのが好きなニャンコ多めなので、リクエストにお応えしましょう。
大体、1年に1台をサイクルで買い替えており、Amazon最安値に近い、多頭飼い仕様の大きなタワーを購入してます。
最近購入したキャットタワーで算出すると、1年間で約6,000円。月当たり約500円!
抜け毛・ニオイ対策代
猫との共同生活を送る上で、ヒトの生活に影響が及ぶモノは、『抜け毛』と『ニオイ』
毛の生え変わりの時期は、1週間部屋を掃除しないと、床が毛だらけに。QOLも駄々下がり。
部屋が毛だらけの状態でねこが走り回ると、空気中に抜け毛が舞い、喘息などの呼吸器に疾患を起こすリスクもあります。
また、猫自体に獣臭さは無いのですが、やはり生物。糞尿のニオイは強烈。
部屋が臭うとテンションガタ落ちになるので、対策をおろそかにできません。
我が家の抜け毛・ニオイ対策代は?
抜け毛対策は子どもの健康に関わるので、重点的に対策しています。
- クイックルワイパー
- ロボット掃除機
- ぱくぱくローラー
- ねこブラシ
言わずもがな、床をツルピカに保つには欠かせない『クイックルワイパー』
ロボット掃除機で大まかな毛を取り込んで、仕上げの拭き掃除というイメージ。1〜2日に1回使ってます。
我が家の『ルンバ』として働いてくれるのがAnker の『Eufy Rovovac 11s』
値段も安いエントリーモデルです。
いい意味で電池が無くなるまで同じところを行ったり来たり。しつこく掃除してくれます笑
まだ『ぱくぱくローラー』を持っていないネコ飼い主の方、名機ですよ!
毛だらけになったソファーやカーペットが秒で綺麗になります。
そして数回パクパクした後の抜け毛の取れ高に驚愕するはず。
ネコちゃん自身にも対策。定期的なブラッシングしましょう。
面白いほど抜け毛予備軍を収穫できることで有名な『ファーミネーター』
本家が高過ぎるので、値段が半分以下のパクリ商品を使っています。
ホンモノの方を使った事ないけど、おそらく同等の働きをしてくれているはず。凄まじく毛を刈り取る刈り取る。コレで十分。
毎月かかるのは『クイックルワイパー』だけで、その他商品は半永久的に使えるモノです。
一応消耗品として、購入額から5年で減価償却すると考えると、以下の通り。
- クイックルワイパー 月/約800円
- ロボット掃除機 月/200円
- ぱくぱくローラー 月/25円
- ねこブラシ 月/25円
合計すると、月当たり1050円となります。
医療費
体調に異常を感じると連れて行くのが獣医さん。いつまでも元気でいてもらう為に決してケチってはいけない項目。
我が家の猫達は、今までこのような症状で獣医さんに診てもらいました。
- 3種ワクチン
- ねこ風邪
- じゃれあいの末の怪我
- ねこニキビ
- ノミ
- 針の誤飲
- 膀胱炎
- 尿路結石
1番かかった医療費は『約20万円』
高級腕時計が買えますね・・・
我が家の医療費は?
できればいつまでも0円でいて欲しい『医療費』
しかし現状は2ヶ月に1回のペースで獣医さんのお世話に。大抵、初診+1回の通院が必要で、各自お薬が処方されます。
症状によって値段も違うし、算定が非常に難しいですが、診察代+お薬代の2回分で約8,000円くらいかかります。
プラス大きな病気に備えて月1,000円を積立をすると、2ヶ月で10,000円。
月あたり約5,000円の出費となります。
まとめ
我が家の月々かかるネコ予算は以下の通り。
ネコ予算 種別 | 予算額 |
エサ代 | 15,000円 |
トイレ・猫砂代 | 7,000円 |
猫おもちゃ代 | 800円 |
爪とぎ代 | 1,500円 |
住居代 | 500円 |
抜け毛・ニオイ対策代 | 1,050円 |
医療費 | 5,000円 |
合計 | 30,850円 |
まさかの3万円超え・・・年間で約37万円!!
『猫は可愛い』しかし、『猫のために色々我慢している』のも事実なんです。
最悪の場合、『お金がない』理由で猫が捨てられるのも現実ではあること。
- 猫エサのグレードを落とす
- 一切おもちゃは買わない
- 小さな変化・病気は連れて行かない
など猫の生活水準を落として節約するのは、ナンセンスだと思うし、やってはいけない。
飼い主である『ヒト』が変わるべきなのです。
やるべきことは3つ
- 家計を見直す・節約する
- 収入を増やす
- 資産運用する
『猫にかかるお金』<『節約したお金』+『増えた収入』+『投資で増やしたお金』
つまり、『毎月○万円のお金を生み出す為に行動する』ことで猫を純粋に可愛がるコトが出来るようになる!
世の猫飼いのハードルは様々ですが、実践することで経済的理由で猫を捨てる方がきっといなくなるでしょう。
飼い主自身の生活も潤い幸せになれる、すなわち『猫からの自由』
わたしが人柱となり、『猫からの自由』のため試行錯誤して参ります。