はいさい!NO珈琲NOライフのじじい(@Nananeko_jijii)です。
手挽きミルから電動ミルに取り替えました。
結論、時短にはなったけど、メンテナンスが必要で手間のかかるモノでした。
この記事はこのような人の役に立ちます。
- 電動ミルを使ったコトが無い方・乗り換えを検討している方
- 時短家電に興味がある方
- お家で豆からコーヒーを淹れてみたい方
【追記】
電動ミルを手放してカプセル式のコーヒーマシン、ネスプレッソを導入した。
圧倒的な時短と赤子が起きない程度の作動音に感動している。
電動ミルの購入動機
豆から挽いてコーヒーを淹れるのって至福の無敵時間なんですよね。
AirPodsProノイズキャンセリング機能ONで雑音を消し去り、アコースティックギターメインのR&Bを聴きながら浅煎りの豆をガリガリ削り、フレンチプレスで煎れる。
しかし、最近思ったのです。
挽いている途中に豆がつっかえてガッと止まっちゃうんです。
手挽きミルの経年劣化で、挽き心地がすこぶる悪くなっている。
もはやビリーズブートキャンプ顔負けの『1分間耐久豆ガリガリ運動』となっていて、脳内ではBPM 130〜150のEDMフェス状態。
電動ミルの買い替えの購入動機は以下のとおり
- 労力が減るだろう
- 時短になるだろう
いかに労力をかけず、いかに手短に済ませてコーヒーを楽しめるかを優先させるために、Amazonで即ポチィ。
電動コーヒーミル CM-50の紹介
ポチった商品は、Kalita(カリタ)の『電動コーヒーミルCM -50』
有名コーヒー用品メーカーのカリタ。元々持っていたミル・ドリッパーなどもカリタ製だったので、品質に安心感が持てます。
外観も安っぽくないし、おしゃれ!
掃除用のハケも付属しています。こんなん使うの?(この時、ハケが重要な役割を担っているとは思ってもいなかった・・・)
意外だったのが価格。2,200円と手挽きミルと値段が変わらない!むしろ安い!
カラー展開で価格が大きく違っていて、黒が何故か異様に安かった。何故だ。
台所のモノは出来るだけ清潔感のある白で統一したかったけど、価格差で本能的に黒を選択。
白もスタイリッシュで格好良いです
使い方はこんな感じ
- フタを外し豆を入れる
- フタをしめる
- 『PUSHボタン』を押して挽く
- 挽いた豆を取り出す
難しい操作方法が一切無いのは好印象ですな。
早速使ってみましょう!
ペーパードリップも良いですが、豆の荒々しい味わいが楽しめる『フレンチプレス』で淹れます。
使用するコーヒー豆は、沖縄の有名コーヒー専門店『豆ポレポレ』さんの『ケニア・グルエリ』フルーティーかつ、クセ強めな酸味が特徴です。
挽き時間の目安は説明書に書いてありました。
コーヒー豆量 | 時間 |
10g | 約8秒 |
30g | 約12秒 |
50g | 約15秒 |
時短じゃん!激早じゃん!買ってよかったじゃん!とドキがムネムネ。
1回に挽けるコーヒー豆の最大量は約50g。アイスコーヒーで1~2人分が主な用途の私にとっては十分です。
豆を入れフタを閉める際、ポンと上に乗せる感じで、カチッと閉まる感触が無く物足りない。
不安になりつつPUSHボタンを押すと、豆が外へ飛び散ることは無く、問題ありませんでした。
約20gで挽き時間は10秒で挽いてみました。細〜中挽きでムラもない!
「電動ミル、最強〜!」とカイジ的に胸奥で叫んだ束の間、容器に豆を移し替える時に気付いてしまったのです・・・
細かいコーヒー粉が底面だけでなく、側面・フタの方にまんべんなく付着しているではないか。
お待たせしました、『ハケ』さんの出番です。ミル全体に付いた粉をかき集める作業に大活躍してくれるのです。
ミル内の粉を全て集め終え、湯を注ぎ、プレスすると美味しいコーヒーが。
使ってみての感想
ほんとレビュー甲斐のある商品だと思いますね。こんなにメリット・デメリットが混在する商品があったでしょうか。
手挽きミルから電動ミルに変えてみての正直に評価を下していきましょう。
メリット
取り替えてみてのメリットは、1つだけなんだけど、確固たる強みです。ズバリ!
- 時短
実は電動ミルを試した時に、同じ条件(浅煎り豆・約20g)で手挽きミルで試してました。
いつもと同じ力・早さで挽き終わる時間を計測すると『1分18秒』
手挽きミル | 電動ミル(CM-50) |
1分18秒 | 10秒 |
電気のチカラを借り、労力一切なしで粉を挽けるのは最高過ぎますね!
しかも、所要時間の違いが1分以上と、かなりの時短結果に。
デメリット
デメリットをまとめると3点挙がりました。
- 時短の末に手入れが必要
- ハケの収納場所は?
- 電動はうるさいね
ミル・フタの周囲に粉がビッチリと付いちゃうので、ハケで手入れが必要となっちゃいます。
全て丸洗いしたいところですが、水洗い不可。ハケやティッシュで粉を落とすしか手段はありません。
手入れ時間をプラスすると果たして時短になったのかな?と疑問が湧きまくり。
使っていくうちにハケでも取りきれない粉を見て面倒臭くなり、結局、本体とフタをトントン叩いて粉を落とすだけになりました。
2つめは、『ハケの収納場所』フタ上に乗せておくのも不格好だし、直置きは衛生面的にちょっと・・・結局、スプーンフォークと一緒に収納してますが、無くさないか心配です・・・
最後に、予想はしていたけど電動はやっぱりうるさい。
我が家には、騒音敏感モンスターの『猫7匹』と『赤ちゃん』がいます。
電動ミルで初めて豆を挽いた時は、赤ちゃんは目をまん丸にして驚き、猫達はしっぽが興奮状態に。
使用するには赤子が起きている時間に限られるし、慣れてもらうまでに時間がかかりそうです・・・
まとめ
自らの手で豆を挽くのが面倒になり、カリタのCM-50を購入しました。
手挽きミル・電動ミル共に一長一短でしたが、結果ジジイ的には買って良かった!
まあ、『赤ちゃんが起きている』&『猫がリビングに居ない』条件下でしか使用できないですが。
電動ミルが向いている方については以下の通りだと。
- 効率坊
- 1日1回以上豆を挽く方
- 音を出すのが許される環境下にいる
時短を追い求め、効率という言葉が大好物な方には電動ミル。
またコーヒーをよく飲む方にとって、『豆を挽く手間と労力』が無くなるのは、相当なメリットになるので即導入を検討しましょう。
対して手挽きミルが向いている方は以下の通りです。
- コーヒーにオシャレさを求めている
- 週1、2回で豆を挽く
- 音を出すのが許される環境下にいる
私は挽いた豆の香りを楽しみながらミルを回し、コーヒーを淹れるのが好きでした。
自分で豆を挽く事は、雑誌のPOPEYE(ポパイ)で『朝からコーヒーを楽しむシティーボーイ』と特集を受けているかのような、自己肯定感爆上がりのオシャレ時間だったのです。
電動ミルに変えるのは、どこか機械的・業務的で、オシャレ時間が味気なくなってしまう事に・・・
カリタの手挽きミル、最高にカッコ良いんですよね。このまま電動化させたいくらい。
手挽きにロマンを感じられる方は、手動のミルが向いているかもしれませんね。
しばらく使ってみて、どちらが自分に向いているのかを追求するのって自己分析をしているようで楽しいです笑
その上で、自宅でコーヒーを始めたい方にとって、低価格で電動ミルを導入できる『CM-50』は超絶オススメですよ!
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